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助成対象詳細(Details)

   

2012 国内助成 東日本大震災対応「特定課題」 活動助成      
助成番号
(Grant Number)
D12-E2-1027
題目
(Project Title)
「はやわかり気仙沼・大島漁村史」発刊と大震災復興事業
代表者名
(Representative)
水上 忠夫
代表者所属
(Organization)
気仙沼・大島漁村文化研究会
助成金額
(Grant Amount)
2,200,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

被災後、宮城県漁協気仙沼地区大島出張所の依頼で、津波で冠水した明治初期からの旧大島漁協経営史料を、神奈川大学日本常民文化研究所と学生が洗浄作業を行い、その後文化庁の文化レスキュー事業、三井物産環境助成の資金協力で真空乾燥が行われた。次年度はそれらの史料を保管する書庫を島民・大学生で建設する予定である。大学は、被災前より、いくつかの島の旧家や漁協史料の調査・研究を行っていた。
本事業の目的は、被災後の調査で新たな史料も発見され、大学と大島の郷土史家がこの史料を復興に役立てるため、「早分かり大島漁村史」を発刊することにある。また、江戸時代当地区には廻船問屋が2軒あり、膨大な利益を上げていた。天明や天保の大飢饉で餓死者がほとんどいなかったのは、島外から食料が入ってきたからである。昭和に入り気仙沼地区がいち早く海苔やカキの養殖を導入するなど、新進性・チャレンジ精神により様々な苦難を乗り切ってきたことや、新たな島の漁業復興に科学的な漁業(マリンサイエンス)も紹介し、復興だけでなく担い手育成にも貢献する。主な配布先は大島小・中学生、高校生、島民、外部のボランティア支援者を予定している。編集中には何回かの公開講座を実施する。明治初期からのまとまった史料は、益々価値が上がると言われている。今後も大学やボランティアと連携し、島をエコミュージアムにするため歴史や文化、史料や史跡の価値を大切にする事業を実施する。


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