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助成対象詳細(Details)

   

2012 研究助成 東日本大震災対応「特定課題」 政策提言助成      
助成番号
(Grant Number)
D12-EA-0034
題目
(Project Title)
被災地における森の防波堤づくりプロジェクト提言のための実践的研究
代表者名
(Representative)
宮脇  昭
代表者所属
(Organization)
財団法人地球環境戦略研究機関 国際生態学センター
助成金額
(Grant Amount)
4,400,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

被災地海岸では津波への備えのため新たなコンクリート防波堤の建設が進んでいる。研究代表者は震災後直ちに現地を調査し、ガレキの有効利用と地域の復興、生物多様性の保全などを両立させた「森の防波堤」づくりのプロジェクトを提言している。既存の海岸林は有用樹種アカマツなどの人工林であり、白砂青松を旨とした下刈り等により林内植生を除去し高木のみの単純構造が維持されてきた。森の防波堤は潜在自然植生(人間の管理が停止した際にその地域に発達する自然植生)に基づく地域の環境に最も適合した近自然林であり、広葉樹の多層構造による高い波砕効果/植栽数年後で管理不要/東北南部以南では常緑樹林で通年の高い効果/ガレキを埋設した土塁の植栽基盤による「鎮魂の丘」の意義/地域固有の生物多様性と生態系の再生/海岸の森林景観としての観光資源/魚付林として漁業への貢献など数多くの長所を持つ。本研究は森の防波堤提言に際しより地域的な森モデル提案のため、現地調査により基盤である地域の潜在自然植生、植生遷移過程などを生態学的な技法により明らかにする。

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