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助成対象詳細(Details)

   

2012 研究助成 東日本大震災対応「特定課題」 政策提言助成      
助成番号
(Grant Number)
D12-EA-1009
題目
(Project Title)
漁村集落におけるコンパクトな「集落内高台移転」の可能性:集落内就労・居住・交通を一体的に実現する方策の提案
代表者名
(Representative)
桑田  仁
代表者所属
(Organization)
芝浦工業大学デザイン工学部
助成金額
(Grant Amount)
3,000,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

本プロジェクトが対象とする気仙沼市唐桑半島の鮪立(しびたち)集落は、江戸期より気仙沼の漁業において中心的な役割を担い、現在でも多くの古文書や古い建築物が残る歴史的にも重要な集落である。震災によって港及びそれに続く標高の低い地区が特に大きく被災したが、市によって提示された集落の高台移転案は、既存集落から孤立した新たな小集落を生み出すものとなっている。これはインフラへの新規投資を必要とする一方、既存集落への災害対策に投資を回せず、また高齢化が進む集落でのコミュニティの維持に大きな影響を及ぼす懸念がある。椀状の地形を持つ鮪立には既存集落内の高台に十分な移転可能地が存在するため、我々はコンパクトな「集落内高台移転」を軸に、集落内就労・居住・交通を一体的に実現する整備手法を提言する。具体的には、1)集落内居住を可能とする高台移転の候補地と、既存集落の防災性を高める避難路の具体的な路線の検討、2)県が検討している高さ10mの防潮堤計画に代替しうる、既存の地形を生かした防潮対策、3)漁業や加工業に加え、美しい集落の景観や地場食材を使った観光業等、多様な就業形態を実現する土地利用、について政策提案を行い、行政に提言する。

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