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助成対象詳細(Details)

   

2012 国内助成 「一般枠」 地域間連携助成      
助成番号
(Grant Number)
D12-LS-0076
題目
(Project Title)
中国地方の中山間地域において、買い物行動を軸に、あらゆる境界の壁を超える生活のしくみづくりプロジェクト

代表者名
(Representative)
石原 達也
代表者所属
(Organization)
特定非営利活動法人 岡山NPOセンター
助成金額
(Grant Amount)
 4,800,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

中国地方は「限界集落」と言われる小規模高齢化集落の割合が高く、世界的にみても人口減少やそれによる機能低下が先駆けて生じている。こうした課題は、特に旧村や旧町といった合併後の行政区の境に多く見られ、例えば手厚く見える移動や福祉の行政サービスも、行政区域が異なるため利用が困難であったりや有効に機能しない場合もある。一方で、地域の人々の生活を紐解いてみると、長い間、行政区を超えた取り組みが活き活きと営まれており、こうした課題解決のヒントとなる事例もある。
そこで、本プロジェクトでは、中国地方各地域の中山間支援組織等と連携し、地域のアセスメント調査や住民生活ヒアリング調査により生活環境を把握する。こうした把握をもとに、地域の課題について行政区画を超えた生活圏域の日常生活基盤の担い手や利用者、その予備軍を集めて円卓会議を実施する。円卓会議のゴールはしくみが動きはじめることとし、具体化できるしくみからスタートする。買い物や農業、買い物と見守りなど組み合わせによる行政区画を超えた地域に根差した小規模多機能なしくみを目指す。このようなしくみモデルを助成期間内に2つ実施し、今後本事業で構築したノウハウを中国地方や全国の類似地域に移転していく。



実施報告書・概要 (Summary of Final Report)

中国地方は「限界集落」と言われる小規模高齢化集落の割合が高く、世界的にみても人口減少やそれによる機能低下が先駆けて生じている。生活の課題が生じる要因として、一つは、自身の高齢化や家族の高齢化等による問題、もう一つは、診療所・金融機関・商店がなくなるなどの集落機能の低下という課題を解決するために、行政においても様々なサービスが考えられ始めているが、行政の支援が入れば入るほど、行政区の境界近くで生活する人たちに不利益・不公平が生じてくる。
例えば、新見市千屋では、買い物・通院・一部の福祉サービスは車で30分の生活圏である日南町や日野町を利用しているが、市が実施する地域福祉のサービスは市の中心部へ行かなければ受けることができないなど、わざわざその手続きや交通の便を考えると、対象者でも利用しない人がおり、認知症等予防や介護予防がすすみづらいことも課題である。
一方で地球の人々の生活を紐解いてみると、長い間、行政区っを越えた取り組みが活き活きと営まれており、こうした課題解決のヒントとなる事例もあり、こうした事例をきちんと把握し、課題解決に向けた足を踏み出すことが必要だ。
そこで、本プロジェクトでは、中国地方各地域の中山間支援組織等と連携し、地域のアセスメント調査や住民生活ヒアリング調査により生活環境を把握した上で、地域の課題について行政区を超えた生活圏域の日常生活基盤の担い手や利用者、その予備軍を集めて円卓会議等を実施した。そして、課題の解決に向けた多様なセクターが連携した取り組みの必要性について、本の出版による啓発・社会全体の意識づくりを進めた。

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