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助成対象詳細(Details)

   

2012 研究助成 Research Grant Program  /  カテゴリーB: 個人奨励研究  Category B (Individual Research)
助成番号
(Grant Number)
D12-R-0351
題目
(Project Title)
冷戦下の日本・アジア・アメリカにおける社会民主主義の連鎖と相関 ―民主社会主義・米国リベラル・フィランソロピー
Social Democracy in International History: Cold War, Philanthropy and Democratic Socialism
代表者名
(Representative)
辛島 理人
Masato Karashima
代表者所属
(Organization)
京都大学文学部
Faculty of Letters, Kyoto University
助成金額
(Grant Amount)
 1,300,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

グローバルな資本主義の展開は国家間あるいは国民国家内で経済格差を拡大させてきた。そういった流れに対し「グローバルな社会民主主義」の必要性が近年議論されている。しかし、これまで社会民主主義は福祉国家をもたらす思想として一国史の枠組みの中で議論され、国際関係に関する理念として考察されることは少なかった。社会民主主義の一形態である「民主社会主義」を事例に、冷戦下の日本・アジア・アメリカにおける社会民主主義の国際的連関を解明することが本研究の目的である。具体的には、1950~60年代における、日本の民主社会主義者、米国のリベラル、フィランソロピー、それら第三者のアジア研究・政策をめぐる交流と協働を、関係国の資料を渉猟することによって検証する。国際関係史でこれまで重視されてこなかった米国民間財団の資料を活用するだけでなく、関係者へのインタビューも行う。冷戦下の「インターナショナルな社会民主主義」を考察することで、現在模索されている「グローバルな社会民主主義」を考えるための一つの参照点を提示したい。また、アジア太平洋地域のあり方や日米関係・日本アジア関係についての議論に貢献することにもなるだろう。


 This project will examine how social demcracy in Asia, Japan and the US interacted with each other in the cold war era. My research will be focused on Japanese democratic socialists and American philanthropists and liberals, both of whom promoted Asian studies in Asia-Pacific. Analising "international social democracy" in the cold war years will contribute to current discussion on "global social democracy".

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