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助成対象詳細(Details)

   

2013 国内助成 東日本大震災特定課題      
助成番号
(Grant Number)
D13-E-0056
題目
(Project Title)
奥尻島、阪神・淡路の教訓に学ぶ
代表者名
(Representative)
長谷川秀雄
代表者所属
(Organization)

助成金額
(Grant Amount)
 1,220,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

本事業は、自然災害で甚大な被害を受けた奥尻島と阪神・淡路を視察することで、いわき地区における支援活動が効率的・効果的に行われるとともに、中長期的支援の展望を見出すことを目的とする。2地域の先進事例・復興事例を学ぶことで支援の質を向上させ、長期化する活動において次の段階の準備を進めるとともに、教訓から得た防災対策の推進を図る。

いわき市の今後のコミュニティー再構築の具体的プロセスは、2014年春から1512戸の災害公営住宅の入居が順次始まり、これまでの仮設住宅や借り上げ住宅での生活で出来たコミュニティーを離れ、新たな生活の場へと移行する。希望する住宅に転居できるか、移住した後の生活はどうなるのか、地元地域との関係等、様々な不安を抱えての再スタートとなる。また、福島県が建設する双葉郡の方々用の復興公営住宅は用地取得や建設業者選定に時間が掛かり、五月雨式に移住が進むと考える。状況が刻々と変化していく中、支援組織や地域が協力して支える仕組みが必要と考える。

 防災を学び、防災に取り組むことは、人々を結びつけ、地域を成熟させて行く為に必要な地域活動である。

実施報告書・概要 (Summary of Final Report)

①いわき市の災害公営住宅は1513戸の建設を予定しているが、昨年の3月から順次入居が進んでおり、現在で839戸がすでに入居され、残りの674戸も来年の3月までには入居できる目処が立っている。これまでの仮設住宅や借り上げ住宅での生活で出来たコミュニティを離れ、新たな生活の場へと移行するなかで、コミュニティ再構築が必要となる。希望する住宅に転居できるか、移住した後の生活はどうなるのか、地元地域との関係等、様々な不安を抱えての再スタートとなる。また、福島県が建設する双葉郡の方々用の復興公営住宅は用地取得や建設業者選定に時間がかかり、五月雨式に移住が進んでいる。状況が刻々と変化していく中、支援組織や地域が協力して支える仕組みが必要と考える。

②-1 奥尻島視察
平成26年7月20日~22日実施
   20日 移動、津波館、時空翔、防災フットパス
   21日 青苗小学校ピロティ構造、青苗川津波水門、松江地区防潮堤、うにまる倉庫、救援物資の倉庫、語り部隊、稲穂ふれあい研修センター、宮津弁天宮、球島山展望台、奥尻ワイナリー、座談会
   22日 奥尻島観光組合、西海岸、移動

②-2 阪神・淡路視察
平成26年11月26日~28日実施
   26日 移動、人と防災未来センター、神戸まちづくり研究所(課題の洗い出し、神戸の復興の道のりの概要)
   27日 HAT神戸脇の浜(コミュニティ支援の事例、課題)、北淡震災記念公園(野島断層)
   28日 ココライフ魚崎(一人暮らし高齢者支援)、移動

③今回学んだことは当協議会の会員会議、いわき市内における応急仮設住宅等に関する連絡会、いわき市復興支援ボランティアセンター連絡会議、双葉郡行政連絡会等で報告し、情報共有を図る。
奥尻島視察では、お祭りが地域づくりとなり強いては防災へと繋がること、復興特需で建設された施設の維持費が充てられていないこと、完全復興宣言は出たものの人口減少が止まらないこと、震災の教訓を伝える重要性、一次産業の衰退等を学んできた。
阪神・淡路では、震災記念館の在り方、20年経つ復興住宅でのコミュニティ維持の課題、高齢者の一人暮らしへの支援等を学んできた。
大震災(大災害)からの復興過程で共通する課題があり、日々の支援活動において参考となることが多々あった。ソフト面での支援では上手くいっている例を積極的に取り入れ、失敗事例は同じ轍を踏まないよう、支援団体間の情報共有を行っていく。
また、今後特に防災の備えを常に意識すること、震災を忘れずに教訓を伝えることに力を入れていきたい。


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