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助成対象詳細(Details)

   

2013 国内助成 「一般枠」 活動助成      
助成番号
(Grant Number)
D13-L-0027
題目
(Project Title)
「筑波山麓りんりんツアー案内人」育成プロジェクト ―DRIVE&CYCLEの体験型観光で過疎地域を活性化する取り組み






代表者名
(Representative)
水島 陽子
代表者所属
(Organization)
チーム36代表
助成金額
(Grant Amount)
 4,000,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

サイクリング環境に恵まれ首都圏から好アクセスの当地を、田舎体験や人的交流を伴うイベント型サイクリングで活性化する。
 筑波山麓までの移動は車、山麓の里道は自転車で…のスタイルを「りんりん(輪×輪)ツアー」と命名。季節行事・保存食づくりなど四季折々の営み、地域活動などを紹介し、体験や交流を絡めたぬくもりのある山麓ツアーを提供する。
 そのため、地域資源への愛着と理解をもって安全に自転車を引率・案内できる人材の養成プログラムを開発。プログラムを受講し所定の知識と技能を習得した人を案内人として認定・登録し、ツアーの企画・催行に関わってもらう(健康・生きがい・居場所づくり、ネットワークづくり)。
 関東全域にPRして参加者を募り、レンタサイクルも活用して定期的にツアーを催行。つくば市在住の外国人にも、国際理解に通じる文化交流・暮らし体験の機会を提供する。
 ぬくもりのあるおもてなしでリピーター(筑波ファン)を増やし観光振興、国際理解につなげ、事業モデルを確立する。「長距離移動は車。目的地に着いたら自転車で」というエコ&ヘルシーなりんりんツアーを全県展開することが最終目標とする。








実施報告書・概要 (Summary of Final Report)

本プロジェクトでの達成目標は、恵まれたサイクリング環境を生かし、田舎体験や人的交流を伴うイベント型のサイクリングツアー「筑波山麓りんりんツアー」を事業化し、地域活性化の一助とすることである。
 事業化に向けての土台作りとして、①「案内人としての責任感、判断力を持ってお客様を安全に誘導できる」②「筑波山麓地域に対する郷土愛を持ち、幅広い知識を備え、参加者のニーズに応じた案内ができる」③「自転車のトラブルやパンク、参加者の体調不良やケガの際に適切な対応ができる」案内人の育成を目指し「筑波山麓りんりんツアー案内人育成講座」を実施した。その他、サイクリングツアーやイベントの企画及び実施、HP「筑波山麓情報局」やブログでの地域情報の発信、地域観光資源・伝統行事などの調査を基にしたサイクリングマップ「自転車で行こう!筑波山麓MAP」の作成、地元農家との協力体制の構築、行政及び他団体との連携など、様々な活動を行ってきた。
 今回開催した育成講座では、地域資源を生かしながら多方面で活躍中の講師陣を迎え、会場も国指定の登録有形文化財など山麓の魅力を十分に味わえる場所に設定したことで、受講生の誰もが山麓の魅力を存分に味わい、サイクリングの楽しさ、案内人としてのやりがいを感じることができた。全7回の講座や講座終了後のインターンシップ期間でのサイクリングツアーの実施を通して、「『山麓ファン』として、より多くの人に自転車で巡る山麓の素晴らしさを伝えたい」「案内人として活躍したい」という思いがより強くなり、山麓を自転車で巡る魅力を職場の同僚や周囲の人々に伝えたり、積極的にSNSなどで発信するなど、新たな「山麓ファン」「サイクリングファン」を増やす大きな原動力となっている。
 このように、他地域のサイクリストや人々がイベントの企画や参加で積極的に山麓地域と関わるようになり、地域住民との交流が盛んになってきたことで、地域の人々が積極的にイベントに参加したり、おもてなしをしたいという機運が高まり、サイクリストに対しても、住民の理解も徐々に深まり、協力も得やすくなった。こうしたイベントやサイクリングツアーを重ねることで、少しずつではあるが地域が活気づいてきたことを実感している。その結果、「山麓ファン」「山麓リピーター」が増えつつあり、さらには移住希望者も増えている現状から、多少なりとも地域が元気になるための足がかりはできたのではないかと自負している。
 しかし、本助成期間中の目標である、筑波山麓りんりんツアーの造成・案内人の育成・運営システムのモデルの構築及び筑波山麓りんりんツアーの事業化に関しては、まだ模索中であり、資金面の確保も含めて今後の課題である。これらに関しては、中長期的な目標として、ひとつひとつ確実に進めていく所存である。

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