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助成対象詳細(Details)

   

2013 国内助成 「一般枠」 活動助成      
助成番号
(Grant Number)
D13-L-0099
題目
(Project Title)
「第二の開港」プロジェクトを立ち上げて函館の国際交流都市化を目指す


代表者名
(Representative)
岸  甫一
代表者所属
(Organization)

助成金額
(Grant Amount)
 2,500,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

函館は国内有数の観光都市であるが、地方都市に共通した人口の流出や雇用の減少により疲弊している。本応募企画では、函館に残る幕末・明治期の歴史遺産を地域再生に活用する方法を提案する。
 「はこだて外国人居留地研究会」は、開港を契機とした函館と欧米諸国との関わりを、その結果として形成された歴史遺産の観点から断片的に発表してきた。本研究企画では、まずこれらの成果の再検討と統合を行うことで函館の歴史的街並みが現在でも残されている地域の独自性を明らかにし、その成果を資料集やパンフレットとして発信する。また、それらをウェブ上で公開し、地域のみならず全国に函館の知られざる歴史を伝える基本情報とする。次いでパンフレットの英語版を作成し公開することで、アジア諸国のみならず欧米諸国からの観光客にも函館を自分たちの歴史との関わりで捉えていただき、幕末のような国際的な人的交流を復活させる契機とする。以上の段階的な活動により我々が「第二の開港」プロジェクトと名付けた市民による函館国際交流都市化計画の立ち上げに貢献し、その活動を歴史的な側面から継続的にサポートしていきたい。






実施報告書・概要 (Summary of Final Report)

《課題》
「第二の開港」プロジェクトを立ち上げて函館の国際交流都市化を目指す
《目標》
はこだて外国人居留地研究会は、幕末・明治期に形成された函館の歴史遺産に関する歴史事実を発信することを通して地域の活性化を目指してきた。本研究会は、これまでの研究成果を統合・発展させ、それを国内外へ効果的に発信することによって今後函館が国内のみならず国際的な評価を高める契機を作ることを計画した。この取組を「第二の開港」プロジェクトと名付け、アジア諸国のみならず欧米各国も含めた人的交流を活発化することにより函館の活気を取り戻す長期計画と位置付けている。本プロジェクトでは、この計画を実現すべく、以下の4点を目標とした。
1)本研究会ならではの独創的な冊子を作成すること
2)アジア諸国のみならず欧米各国からの旅行者にも身近に函館との歴史的深い関わりに興味を持っていただけるよう英語版を作成すること
3)インターネット上で電子書籍として国際的に発信すること
4)冊子の内容に関わる記念講演会を開催し、他団体との協力関係を築くこと
《実施概要》
日本語版、英語版の冊子の発行、電子書籍の発行、及び講演会の経緯は次の通りである。
平成26年4~5月 冊子編集の基本方針について検討。6~7月 テーマを集約し決定、執筆に入る。9~10月 集まった原稿の検討。11~12月 原稿執筆者と編集委員の個別調整、英訳者に原稿の送信開始。講演会の内容・講師の検討・決定。平成27年1月講演会の準備。2月14日 冊子日本語版の完成。2月21日記念講演会・シンポジウム。3月:当初の3月英語版完成が困難と判断、冊子英語版完成を6月に延期。4~5月 編集委員と英訳者で英訳文の点検作業。6月20日 冊子英語版の完成。7月上旬 インターネット上に電子書籍版(英語版)を出版。さらに、冊子の普及や講演会の実施を通して他団体との協力関係を築くことができた。
《今後の(中長期)目標》
「第二の開港」プロジェクトは長期計画であり、《課題》で掲げたことの実現に向けて本プロジェクトで築かれた基盤を発展させることが今後の目標である。今後は、本プロジェクトの成果を生かしながら、共通の方向性を持つ他団体との協力関係をさらに模索・実現し、異分野の連携による「第二の開港」プロジェクトの推進を歴史研究の側面からサポートしていきたい。
 

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