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助成対象詳細(Details)

   

2014 国内助成      
助成番号
(Grant Number)
D14-L-0018
題目
(Project Title)
「誰でもが当たり前に働いて生きていける町」を目指して ―障がいのある彼らと私たちだからこそ出来ること
代表者名
(Representative)
且田 久美
代表者所属
(Organization)
株式会社 九神ファームめむろ/株式会社 ダックス四国福山工場
助成金額
(Grant Amount)
 4,500,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

現在の日本では、障がい者が「働いて生きていく」ということは、まだまだ現実的なことではありません。多くの彼らは自立可能な収入を得ることもなく、働くことで体感できる達成感や自己実現、誰かのためになっているという誇り…。そんな人生の宝物を手にすることなく生涯を積み重ねていきます。 今回のプロジェクトメンバーは、障がい者雇用率日本一の㈱エフピコで出会い、多くの障がいのある従業員と日々働くことを通して向き合ってきました。たとえどんな障がいがあったとしても、彼らは働ける。私たちは経験と実績を持ってそう断言します。 人口2万人の芽室町が抱える課題は、企業による障害者雇用の不足・農業の担い手不足・少子高齢化による労働人口減少・若年層の働き場所の不足等ですが、これらは全国どの地域であっても同様に直面している課題でもあります。障がい者が当たり前に働く仕組みを構築することは、これらを一気に解決できる!ということでもあると確信します。就労キャリア教育事業、当事者間で働く力を継承する仕組み、既存の福祉では成しえなかった新しい就労移行システムの構築。これらの達成をもって活気溢れる地域を創ります。

実施報告書・概要 (Summary of Final Report)

福島県いわき市平の津波被災地に整備された災害公営住宅「市営沼ノ内団地」・「市営薄磯団地」・「市営豊間団地」の3団地にて、住民主体によるコミュニティ形成に取り組み、他の災害公営住宅にも共有できるようなモデルケースを作ることを目的とした。
もともと高齢者を中心としたコミュニティ形成に、熱心に取り組んでいた「豊間団地」では、コミュニティづくりの中心となっている管理会(自治会組織)が機能しているものの、高齢者が多いことから、取り組みの維持・継続に将来的な不安を抱き、住民全員を見守ることに限界を感じていたことから、様々なコミュニティをつくり、その何処かのコミュニティに住民が所属することで、住民同士が住民を見守る体制づくりを目指した。管理会主催の定期的なお茶会はじめ、7つのカラオケサークル・ストレッチ体操・輪投げ・手芸・グランドゴルフなどのコミュニティを発足させた。また団地内の課題として、引きこもりの住民の安否確認・部屋からの外出機会を作ることや車の無い住民の買い物支援を目的とした、買い物カーの運行にも取り組み、生活不便者同士のコミュニティをつくり、管理会役員がサポートし、安否確認するなどの取り組みも実行できた。
また支援前には、住民コミュニティが存在しなかった「沼ノ内団地」では、集会所が団地敷地内に整備されていないことを理由にせず、屋外で花壇の植樹会などを契機に、住民交流会を実施し、住民から住民コミュニティに対するニーズが高まったことから、住民同士が主体となり、実行委員会を発足させるなどして、夏祭りや芋煮会を実施。その際、ただ楽しい時間を過ごすのではなく、団地内における様々な課題について話し合いをする機会を創出し、住民の心中を知る為にアンケート調査などを実施し、団地生活における課題を共有し、解決へ向け皆で考え、住民同士が協力して取り組んだことで、住民コミュニティが生まれた。その後、高齢者の生活不便解消へ向けた、色付きマグネットを使用した住民同士の安否確認、住民同士による買い物への同乗支援、近隣の畑を借りての農業やカラオケクラブなども発足し、より強固なコミュニティへと成長し、沼ノ内団地での住民コミュニティ活動は、平成29年3月9日夕方のNHK福島ローカル番組でも取り上げられた。
支援3団地でコミュニティ活動に取り組み住民同士が月1回懇談会を行い、お互い情報交換やアドバイスそして励まし合い、またお互いが協力して取り組むケースが生まれ、地域包括センターも参加し、高齢者問題を住民コミュニティと共に取り組む枠組ができた。
「共通の話題と課題」の詮索・共有・取り組みこそが、住民主体のコミュニティづくりの基本であることが、活動を通じて実証され、他に移植できるモデルケースが構築された。

 

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