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助成対象詳細(Details)

   

2014 国内助成      
助成番号
(Grant Number)
D14-L-0321
題目
(Project Title)
高知県大豊町の南小川流域に住むIターン者がUターン者と従来の住民と共に進める生活基盤形成
代表者名
(Representative)
氏原  学
代表者所属
(Organization)
東豊永地区の明日を語る会
助成金額
(Grant Amount)
 4,000,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

高知県大豊町は、全国的にも過疎・高齢化が際立って進む自治体である。そこでは、もはや一集落のみが活性化されても、その周辺集落が消滅しては、地域全体の衰退には歯止めがかからない。また、一集落だけでは、活性化について考え、実践する人材に限りがある。一方、近年、I・Uターン者も少数ながらみられるようになり、とくに若いIターン者は将来の地域の担い手になると考えられる。そこで本プロジェクトでは、吉野川支流の南小川というひとつの流域で、集落を越えたかつての小学校区2地区(20集落、人口800人余り)を対象に、従来からの住民たちが有する地域資源利用についての技と知を継承、発展、活用しつつ、地区の新たな担い手となっていく若いIターン者の生活基盤を形成していく。Iターン者と従来からの住民の間をUターン者が橋渡しすることによって三者が協力し、さらに高知大学学生・教員と協働しながら活動を進める。生活基盤形成の取り組み事例を発信することにより、さらなるIターン者の獲得へつなげる。本プロジェクトにより、集落を越えた流域単位で、I・Uターン者、従来からの住民および大学が協働する新たなコミュニティの形成を目指す。

実施報告書・概要 (Summary of Final Report)

「高知県大豊町の南小川流域には、上流部に西峰地区、下流部に東豊永地区がある。2015年1月現在で西峰地区7集落の住民数は225人で高齢化率73%、東豊永地区13集落の住民数は463人で高齢化率64%となっている。集落によっては高齢化率が90%を超えている。過疎・高齢化の進行は、地区の商店街を著しく衰退させ、地域を支える様々な機能を弱体化させている。そうした中で集落を越えた流域単位で、I・Uターン者、従来からの住民および大学が協働する新たなコミュニティの形成を目指した。
主な活動内容としては、Iターン者の定住に向けた取り組みとして農家レストランの試行、草木染め商品を展示販売するギャラリーの設置、有機農産物栽培用の農地として柚子園を造成し、それでオーナー制の導入を模索した。また、Iターン者が自ら生産した物を販売する方法として高知市の日曜市を活用し、各種の農産物の加工・商品化を試行した。
集落や地区を越えた流域圏という枠組みで地域社会を考える動機づけとして講演会や企画開催には、流域内に参加を呼掛けた。また、流域の地図を作成し配布した。
情報発信は、専用のホームページの公開や2010年から行っている地域のおける高知大学の活動を紹介する「ニューズレター」の発行を継続し、広く地域に配布した。
高知大学との連携は、本プロジェクトでは全ての取組みに何らかの形で連携を図った。また、プロジェクト以外にも広くかつ多様に連携を展開した。」

 

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