HOME

助成対象詳細(Details)

   

2014 イニシアティブ助成 Initiative Grants      
助成番号
(Grant Number)
D14-PI-0009
題目
(Project Title)
NPOへの若者定着支援事業~NPOインターンシップ及びプログラム型定着支援の実施
代表者名
(Representative)
高城 芳之
代表者所属
(Organization)
特定非営利活動法人 アクションポート横浜
助成金額
(Grant Amount)
 3,000,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

ボランタリー団体の多くは「高齢化」や「世代交代」が課題で、若い人材を求めている。そこで本事業では、そのような団体に対して、若者の活動への定着を支援することで、団体の新陳代謝や活動の活性化を促すとともに、若者が地域の担い手となり、他世代とも連携して地域を盛り上げていく環境づくりを行う。事業は団体と学生をマッチングするインターンシップとそのフォローである。学生が活動に参加するきっかけとして、10日間と半年間の2種類のインターンプログラムを用意し、20団体に50名の学生をマッチングする。しかし、学生を受入れる基盤がない団体も少なくないので、団体の実情に合わせた個別支援を行う。これが、本プログラムの特色である。具体的には各団体に支援者を派遣し、受入体制の構築と広報ルートの開拓、体験プログラムを行い、若者と団体のマッチングを図る。また、本事業を遂行し学生のマッチングを支えるのは県内中間支援NPOで働く若手職員である。「学生」に年齢の近い方がより適切な助言が可能であること、また、中間支援組織の職員として今回の事業で得られた知見を地域NPOに伝えることができるなどの波及効果を付与する。

実施報告書・概要 (Summary of Final Report)

本プログラムを通じて主に2つの事業を実施した。第1に、NPOインターンシップ事業である。神奈川県内の8大学と連携を図り、10日間の体験コース、 6ヶ月 の実践コースの2種類のインターンシップに47名の学生が参加することができた。なお、参加NPOは18団体であり、そのうちの7団体が6ヶ月の実践コースのインターンシップを実施し、4名の学生が参加した。参加学生に実施したアンケートでは、9割以上の学生において、現場で社会課題と向き合い活動を経験した結果、今後も何らかの活動を続けたいという結果が見られることから、本事業がNPOへの関心を持つ人材育成につながり、地域コミュニティへの窓口的な役割を担うものであると位置づけることができる。また、各NPO団体が募集する個別のインターンシップとは異なり、大学や団体の壁を越えて学生同士が交流したり刺激したりする場を作ることができたことは成果の一つである。さらに、大学との意見交換の場づくりや企業インターンと合同で長期インターン報告会を開催するなど、学生の成長を応援する団体同士が本事業を通じてつながる機会や交流する機会をつくりネットワークを図ることができたことも成果として挙げられる。しかし一方で、数人であったが途中でリタイアをする学生が見られたことから、フォローアップの体制強化が課題である。
第2に、団体の個別支援事業である。インターンシップ等で若者を受入したいが、受入基盤や土壌がないため、関心を持つ人が現れてもすぐに離れてしまう団体に対し、出会いの場をつくるだけでなく、団体の実情に合わせた個別支援を6団体に展開した。具体的には、各団体に支援者を派遣し、特性に合わせた受入体制の構築と広報ルートの開拓、体験プログラムの実施等を行い、若者と団体のマッチングを図った。それにより、若者がNPO団体に参加することの意義や役割を伝えることができたと言える。さらに、若者が定着するまでには仕組みづくりや基盤整備などが必要な団体もあるが、個別支援を行った団体の満足度も高いことから、本プログラムの目標は達成できたのではないかと考える。なお、6団体のうち2団体が次年度の「NPOインターンシップ事業」の受入団体になったことも大きな成果として挙げられる。
その他、本プログラムを通じた2つの事業の活動内容をまとめた報告書「ツナカン2015」を作成するとともに、認定特定非営利活動法人藤沢市市民活動推進連絡会が実施するインターンシッププログラムと連携したプログラム運営を行い、広報面の連携と情報交換会の開催を行うことができた。


 

ホームページへのリンク ◆トヨタ財団WEBサイト内関連記事