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助成対象詳細(Details)

   

2015 2015年度 国内助成プログラム[活動助成]      
助成番号
(Grant Number)
D15-L-0073
題目
(Project Title)
地方都市において、性に関わる問題を抱えた層の孤立を防ぎ、適切な情報及び支援体制を渡すことを可能にするコミュニティ創設の実践
代表者名
(Representative)
岡田実穂
代表者所属
(Organization)
レイプクライシス・ネットワーク
助成金額
(Grant Amount)
 4,980,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

2014年4月から、青森駅前の古い飲み屋街の一角を手作りで改装し、悩みを抱えた人、特に性的な問題について困難を抱えている人(性暴力被害者、DV被害者、性的マイノリティ等)の為のコミュニティカフェバーを運営しています。そこでは性に関わる諸問題について、書籍や全国の支援情報を設置し、相談を受けたり、役所や病院、弁護士事務所への同行支援もしており、一年間で相談に来られた人数は156人、延べ相談数は1000件を超えました。また、コミュニティカフェバーへの来場は広く地域に開かれたものなので、悩みを抱える人だけではなく、県内外の様々な方と当事者たちが出会う機会にもなっています。 2年目になり相談も増え、行政等からの問い合わせも多くなってきましたが、これらの活動をこれまで持ち出しでやってきたことの限界もあります。今後、活動を継続、推進していくために基盤強化し、青森で出会った若い当事者たちを支援者として養成、そしてこれまで全てボランティアで運営に関わってきた者たちが就業するというステップを踏めるように、相談事業、場の継続、そして今後の運営体制強化の為の研修、資材作成、人材育成をしたいと思っています。

実施報告書・概要 (Summary of Final Report)

2014年、青森市でのコミュニティカフェ運営を開始して以降、様々な当事者との出会いがあった。あるLGBT当事者は「もう青森では生きていけない」と青森から出る相談をしてきたし、ある性暴力サバイバーは「地域の中で、家族の中で、自分にあったことを隠し続け生きるのは辛い」と言っていた。そうした中で、青森を出て行く、また、自死を選んでしまう人もいた。小さなベクトルで、私たちが「ここにいる」ということを伝え続けたとしても、それには限界があることを実感し、活動が出来る人を増やすことによって、地域での活動の持続可能性を増加させたいという思い、そして、地域全体を変革していくことで、私たちと関わり合いの無い様々な当事者たちにとっても、少しでも生きやすい地域社会を作っていきたいという思いから、「当事者たちが当事者として活動をしていくための人材育成」「就労や就学へのハードルがある人たちのサポート」「相談事業」「政策提言」など、幅広く事業を実施することになった。

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