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助成対象詳細(Details)

   

2016 2016年度国内助成プログラム[そだてる助成]      
助成番号
(Grant Number)
D16-L-0089
題目
(Project Title)
LGBTの子どもも育つ東京  ―学校で支援/理解普及を担う教職員養成
代表者名
(Representative)
藥師 実芳
代表者所属
(Organization)
特定非営利活動法人ReBit
助成金額
(Grant Amount)
 6,260,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

LGBT(性的少数者)は日本人口の約7.6%存在し、特に二次性徴期において自死念慮が高まるとされる。2015年、文部科学省から全国小中高校へ性的少数者の子どもへの対応を求める通知が出された。しかし、関東地域のLGBTの68%が学校でいじめや暴力を経験し、内12%は担任の先生からであったという。背景には、高校生の約9割が多様な性について習ったことがないことから生じる無理解が挙げられる。しかし、教育におけるLGBTへの取り組みは十分とは言えない。
本事業は、教育現場でLGBTの子どもに寄り添い、多様な性について理解普及をできる教職員(=アライ先生)を育成し、教育現場で継続的に多様な性についての普及/支援基盤を整え、 LGBTの子どももありのままで大人になれる東京を目指す。
上記達成のため、本事業は以下を実施する。
①小中学校の道徳授業で活用できる多様な性の授業を体系化・公開
②「アライ先生」育成・認定のための研修実施・体系化
③アライ先生のネットワーク構築
④「アライ先生」による自校での多様な性の教育効果測定

実施報告書・概要 (Summary of Final Report)

LGBT等性的マイノリティは国内人口の約5~8%と言われるが、高校生の9割は学齢期に多様な性について教育を受けていない。こうした現状は、LGBTへのいじめや希死念慮等深刻な事態を招いており、特に希死念虜が高まる時期は第二次性徴期と言われている。2015年、文部科学省から通知が出され、学校現場において、性的マイノリティの子どもたちに対しての支援や、教職員や子どもたちの理解向上に努める必要性が明記された。また、五輪憲章に性的指向による差別の禁止が明文化さたことで、LGBTは東京都が2020年までに取り組むべき人権課題として明確化され、国際社会からもその対応に注目が高まっている。一方で、東京都ではLGBTの理解促進のための条例等はなく、小中学校数・在学者数が日本で一番多い東京都の教育現場が、LGBTの子どもにとっても安全に過ごせる場になるか否か、今こそが正念場である。
 本事業は、教育現場でLGBTの子どもに寄り添い、多様な性について理解普及をできる教員(=アライ先生)を育成する。東京都内の学校を、ひとりひとりの教職員が主体的に変えていくモデルを実現することで、一過性の効果でなく、教育現場で継続的に多様な性についての普及/支援基盤を整え、LGBTの子どももありのままで大人になれる地域をつくることを目的とし以下、4軸で実施した。
①小中学校の道徳授業で活用できる多様な性の授業を体系化(一部自団体費で実施)
②「アライ先生」育成のための研修実施
③「アライ先生」のネットワーク構築
④「アライ先生」による多様な性の教育効果測定(他助成金により実施)


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