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助成対象詳細(Details)

   

2016 2016年度国内助成プログラム[しらべる助成]      
助成番号
(Grant Number)
D16-LR-0095
題目
(Project Title)
地域の「知恵の実」拾い ―空き家利用・共生型地域福祉拠点整備調査
代表者名
(Representative)
谷井 貞夫
代表者所属
(Organization)
NPO法人北見NPOサポートセンター
助成金額
(Grant Amount)
 1,000,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

今後、全国で急増する空き家対策と過疎化・高齢化にともなう住民サービス低下へ備えた住民主体の地域づくりを目的に、単一自治体としては全国トップレベルの数をもつ、北海道北見市の共生型福祉施設をモデルに、空き家を活用した共生型福祉拠点の整備と、行政コストをおさえた自立的な運営方法の調査をおこない、空き家を地域で共生型施設として活用し、住民が主体的に運営していく地域福祉拠点として利用推進していく際の問題点、課題、解決策を空き家(ハード)、事業(ソフト)両面から調査する。
調査体制は法人スタッフと地元企業、町内会役員に地元にある日本赤十字北海道看護大学と中小企業診断士の専門家を加えたメンバーで実施する。
調査項目は(1)共生型施設実施事業内容別パターン分類 (2)モデル地域空き家状況 (3)事業企画と実施体制構築手法 (4)事業モデル採算性とし、ヒアリング、アンケート、現地調査、事例調査等の方法で実施する。
 以上の調査結果をもとに、数パターンの事業モデル例示と数値化、定量化された指標を設定したPDCAによる評価・検証方法を構築し、調査結果が具体的に理解され、他地域で応用展開しやすいようとりまとめる。

実施報告書・概要 (Summary of Final Report)

本プロジェクトは以下の通り実施した。調査結果の詳細については、報告書『地域の「知恵の実」拾いー空き家利用・共生型地域福祉拠点整備調査ー』にまとめた。以下調査の概要について記載する。

1.目的
空き家対策と人口減少・高齢化にともなう住民サービス低下へ備えた住民主体の地域づくりを目的に実施。
具体的には、北見市の共生型福祉施設をモデルに、空き家を活用した共生型福祉拠点の整備と、行政コストの低い自立的な運営方法の確立を目的に調査を実施。

2.仮説
(1)各地域に共生型施設としての利用条件に合う空き家は存在(発生)する。
(2)空き家利用(ハード)と実施事業(ソフト)の両面からの具体的提案により実現性が高まる。
(3)共生型施設が地域に多く存在することにより、「QOLの向上、地域コミュニティの維持」がはかられる。

3.調査内容
(1)供給側問題
空き家の存在と利用可能性及び所有者へのアプローチ法を調査
(2)需要側問題
共生型実施事例、地域ニーズ、事業組み合わせモデル、採算性検討手法を調査

4.調査結果
◆空き家について
1)共生型施設を想定する地域に空き家(潜在的空き家含)は存在する。
2)空き家の処分について、社会貢献的な方法を考えている家主が存在する。
3)町内会活動が活発で、住民間の交流がおこなわれていると地域情報が得やすく、空き家の所有者の把握も早い。
4)町内会活動維持のため、中間支援活動の必要性が増大。
      
◆共生型事業(ビジネス化)について
1)介護予防活動を中心とした身近な共生型施設が必要。
2)社会コスト(介護費・医療費)節減のため共生型事業の必要性が増大。
3)事業の持続性のため、ニーズ調査、収支バランス、社会コスト低減効果検証が重要。
4)施設運営には、行政への民間提案型の「B to G to C型」ビジネスが有効。
5)担い手確保の人材育成(研修・資格取得)システム確立が必要。
6)事業支援のため、中間支援体制確立が必要。

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