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助成対象詳細(Details)

   

2016 2016年度国内助成プログラム[しらべる助成]      
助成番号
(Grant Number)
D16-LR-0128
題目
(Project Title)
芦生集落まるごと資源調査  ―多様な人が往来する環境保全型地域の創出へ
代表者名
(Representative)
井栗 秀直
代表者所属
(Organization)
特定非営利活動法人芦生自然学校
助成金額
(Grant Amount)
 1,000,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

由良川の最源流に位置する南丹市美山町芦生集落は、関西最大規模の原生林が残る自然豊かな地域である。約30年前、原生林に計画されたダム建設に集落全体で反対した歴史や、地域資源を生かした経済基盤を作る必要があるとの考えから、集落内の住民が協力して「なめこ生産組合」を興し運営した時代もあり、環境保全型自治意識の高い地域性を有している。一方、今年3月に国定公園の指定により、本エリアへの関心度・注目度は高まり、観光客の増加が見込まれている。踏圧による森林へのダメージや・希少植物の盗掘も懸念され、観光客の環境保全意識を醸成することが急務である。
 これらを踏まえ、通底する「自然を守り生かす」精神性を受け継ぎ、持続的に地域の資源を生かした経済循環を起こすためには、一時の観光客増加に踊らされるのではなく、先人の知恵や技に学び、自然と共にある暮らしに触れる事のできる地域としての芦生、多様な人が行き来し集まる、かつての賑わいや活力のある環境保全地域としての芦生を創出したいと考える。本事業は、この芦生集落全体を改めて捉え直すための基礎調査として、地域を紐解き、地域資源の掘り起こしを多面的に行うものである。

実施報告書・概要 (Summary of Final Report)

芦生自然学校は2015 年に、これまでの10 年間の活動を振り返りミッションや活動のあり方の見直しを行いました。その結果、これまでの活動に加え、豊かな自然を守り活かした芦生の人々の暮らしと、それを支える自然環境保全を主軸とした、価値創造と経済循環を創出する「環境保全型なりわい」の実現に向けて新規プロジェクトを立ち上げることとしました。
プロジェクトを行うにあたりまずは、空洞化していく芦生集落に残る住民たちの「誇り」や「この地域に対する思い」を顕在化させ、集落全体として捉え直すことにより地域に息づくDNA を明らかにし、集落資源の掘り起こしを試みたのが本調査です。
本報告書では、「芦生集落まるごと資源調査」として実施した3 種類の調査結果を示すとともに、一連の調査を通じ明らかになったこと、今後の展望を記載しております。

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