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助成対象詳細(Details)

   

2016 国際助成プログラム International Grant Program      
助成番号
(Grant Number)
D16-N-0162
題目
(Project Title)
アセアン5ヵ国における「都市遺産の保全に関するリテラシー」の向上
The Improvement of Literacy Towards the Conservation of Urban Heritage in the ASEAN 5 Countries
代表者名
(Representative)
村松伸
Shin Muramatsu
代表者所属
(Organization)
東京大学生産技術研究所
The Institute of Industrial Science, The University of Tokyo
助成金額
(Grant Amount)
 7,500,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

アセアン各国において、近年の経済成長や政治状況の変化等に伴う開発により、貴重な近現代建築や都市遺産・資産(以下「都市遺産」)の多くが取り壊しの危機にある。それらは各国の文化的多様性を反映した貴重な文化的資源であり、それらが損なわれることはインフラ・文化・景観等を含む総体としての都市が脆弱化に繋がりかねない。しかし、そうした都市遺産の重要性は現地において必ずしも認知されているわけではない。そこで、本プロジェクトでは、日本サイドのメンバーとアセアン各国のメンバーおよび市民と協同し、現状の都市を認識したうえで、その将来像を構想し、責任ある関与を果たすことで、都市遺産の保全に関するリテラシーの向上を目指す。対象とするのは、アセアンのなかでも特に開発圧力が強く都市遺産の喪失可能性の高いと思われる、タイ、インドネシア、ベトナム、カンボジア、ミャンマーの5ヵ国である。

Affected by the development due to changes of economic growth and political situation in the recent years, a lot of valuable modern and contemporary architectural and urban heritage (hereinafter referred to as " urban heritage ") is in danger of demolition in the ASEAN countries. The demolition of it may lead to weakening of the city as a whole , including the infrastructure , culture and landscape. However, the importance of urban heritage is not necessarily recognized in the field. Therefore, in this project, in cooperation with the members and of Japan and the ASEAN countries, we will target literacy improvement of on the conservation of urban heritage by recognizing the city of current situation, envisioning the future of the cities, and participation in the cities with responsibility. Target countries are Thailand, Indonesia, Vietnam, Cambodia, Myanmar, which have especially strong development pressure Among the ASEAN countries.

実施報告書・概要 (Summary of Final Report)

本プロジェクトの対象国のASEAN五ヵ国では、近年の著しい経済成長の影響もあり、貴重な近現代建築の多くが取り壊しの危機にあるが、そうした課題は現地において必ずしも認知されていない。そこで、本プロジェクトでは、都市の現状の認識、将来像の構想、都市への責任ある関与を行うなかで、学びあい・共感を通して各主体の「都市遺産の保全に関するリテラシー」を向上させることを目標とした。
具体的には、①対象国における「都市遺産」の残存状況を把握することを目的とした合同調査、②「都市遺産」の保全に関する情報共有とその活用等に関するワークショップ、③都市遺産の保全に向けた理論的なフレームワーク構築および人材育成のための方法論の検討、の3つを実施した。そのうえで、五ヵ国それぞれにおいて得られた成果を共有した。今後本プロジェクトの成果を踏まえたうえで、ASEANの残りの五ヵ国においても継続プロジェクトを実施する予定である。


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