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助成対象詳細(Details)

   

2017 2017 国内助成 [しらべる助成]      
助成番号
(Grant Number)
D17-LR-0012
題目
(Project Title)
若者と地域の有力者をつなぐ―住民の実態調査を通じたコミュニティづくり
代表者名
(Representative)
杉澤 莉子
代表者所属
(Organization)
NPO法人ホールアース研究所 福島事務所
助成金額
(Grant Amount)
 1,000,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

福島県郡山市の最西端に位置する中山間地域である湖南町。少子高齢化と人口・産業の空洞化が進み、平成29年1月には65歳以上の人口の割合が45%を超え、年間100人ほどのペースで人口が減少している。長年地域のために活動してきた市民団体も高齢化を避けられず、次なる担い手の育成が必要不可欠となっているが、「地域に若者は残っていない」という各人の主観によって思考停止に陥り、若者の参画促進について具体的な策を練れていない状況にある。一方で、20~50代の住民の中には「地域に関わりたいが、どうしたらよいかわからない」といった声を聞くことも事実である。
 本調査では町内に地域活動に対してやる気のある若者は本当にいないのか、地域に対してどんな考えを持っているかなど、20代~80代の各世代の住民たちがそれぞれ主観でイメージ付けている部分を客観的データで可視化し、正しく現状を理解することを目的とする。
 調査結果によって、地域内の人的リソースの豊富さに気づき、調査のプロセスでつながった有志者とともに地域課題解決のための新たなワーキンググループと誰でも気軽に利用できるコミュニティスペースを創っていく。

実施報告書・概要 (Summary of Final Report)

福島県郡山市の最西端に位置する中山間地域である湖南町。少子高齢化と人口・産業の空洞化が進み、平成29年1月には65歳以上の人口の割合が45%を超え、年間100人ほどのペースで人口が減少している。長年地域のために活動してきた市民団体も高齢化を避けられず、次なる担い手の育成が必要不可欠となっているが、「地域に若者は残っていない」という各人の主観によって思考停止に陥り、若者の参画促進について具体的な策を練れていない状況にある。一方で、20~50代の住民の中には「地域に関わりたいが、どうしたらよいかわからない」といった声を聞くことも事実である。
 本調査では町内に地域活動に対してやる気のある若者は本当にいないのか、地域に対してどんな考えを持っているかなど、20代~80代の各世代の住民たちがそれぞれ主観でイメージ付けている部分をアンケートの結果で可視化し、正しく現状を理解することを目的とした。

 此度調査では、湖南町在住の12歳以上の男女を対象にアンケート調査を実施。約2000通にのぼるアンケート結果が集まり、住民基本台帳に照らした回収率は78.8%に及ぶ。さらに本調査結果の報告会やワークショップを実施し、アンケートでは拾いきれなかった住民の声をヒアリングする機会を設けた。

結果として、地域内には「地域活動に関わりたくても関われていない」という人が多数を占めていることや、地域住民が持っている課題意識が世代別、男女別に可視化された。また、ワークショップを通じて集まった有志者を中心に、地域の魅力を増進するためのワーキンググループを結成。地域の問題構造を把握した上で、若者も関わることができるような新たな取り組みをつくる基盤となった。


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