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助成対象詳細(Details)

   

2017 2017 国内助成 [しらべる助成]      
助成番号
(Grant Number)
D17-LR-0032
題目
(Project Title)
効果的な市場導入手法の検証 ―副業を促進し福祉職就労基盤の強化を目指す
代表者名
(Representative)
中村 正
代表者所属
(Organization)
特定非営利活動法人きょうとNPOセンター
助成金額
(Grant Amount)
 1,000,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

2016年度国内助成プログラム「しらべる助成」の採択を受けて調査した結果、(1)副業による法的・制度的壁よりもむしろ文化的(慣例的)壁が高いこと(2)副業禁止の企業もその根拠が曖昧であり、論理的ではないこと(3)社員側には副業ニーズ(キャリア形成・収入増)があること(4)福祉事業所側にも多様なアルバイト雇用レベルのニーズがあること(5)副業はこれまで考察されたことのない未知の部分が多く、洗練されていないことなど、副業に対する意識やニーズの存在が明確に分かった。そこで、本申請においては、これから雇用市場導入を進めるにあたり、どのように制度設計することで、この「文化的(慣例的)壁を効果的に乗り越えることができるのか」について、再度、京都中小企業家同友会、京都府社会福祉法人経営者協議会、新たに行政(京都府)の参画を得て委員会を形成し、施策の考察を行う。また、さらに類似の先行事例や他国先進事例の調査・研究を行い結果を反映させることで、より説得感のある制度設計を試みる。本調査・研究事業は、福祉職に対する理解の促進及び福祉職就労環境の改善に寄与することを目的として昨年度に引き続き実施する。

実施報告書・概要 (Summary of Final Report)

65歳以上の人口の割合が全人口の21%を占めている社会、いわゆる「超高齢社会」を先進国の中でも最初に日本が迎える中、介護など対人援助に携わる業務は福祉職として重要な職種であるにかかわらず、労働者人口が減少していく中で特に人材確保が難しい業種とされている。
 個別福祉事業所の求人活動や業界の「福祉職セミナー」なども積極的に開催されているが、労働力として期待されている若者や外国人のリクルートに対しても成果がでているとは言い難く、これまでの「当たり前」を超えた抜本的な政策転換が求められている。
 そこで、ひとつの可能性(期待)として検証することになったのが福祉現場への「副(福)業の可能性」であり、2016年国内助成プログラム「しらべる助成」の採択を受けて、調査した結果、①副業による法的・制度的壁よりもむしろ文化的(慣例的)壁が高いこと②副業禁止の企業もその根拠が曖昧であり、論理的ではないこと③社員側には副業ニーズ(キャリア形成・収入増)があること④福祉事業所側にも多様なアルバイト雇用レベルのニーズがあること⑤副業はこれまで考察されたことのない未知の部分が多く洗練されていないことなど、副業に対する意識やニーズの存在が明らかになった。2017年度国内助成プログラム「しらべる助成」では、これから福祉現場への副(福)業導入を進めるにあたり、どのように政策設計を行うことで、この「文化的(慣例的)壁を効果的に乗り越えることができるか」について、再度、京都中小企業家同友会、京都府社会福祉法人経営者協議会、さらに行政(京都府・京都市)の参画のもと委員会を形成し、「より効果的な市場導入手法の検証」を行った。


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