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助成対象詳細(Details)

   

2017 2017 国内助成 [しらべる助成]      
助成番号
(Grant Number)
D17-LR-0040
題目
(Project Title)
中学生の適材適所進路ナビ  ―進路情報のプラットホームをつくる
代表者名
(Representative)
水木 千代美
代表者所属
(Organization)
NPO法人まどり
助成金額
(Grant Amount)
 1,000,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

将来を大きく左右する進路選択を、中学生が興味関心や適性で主体的に選ぶため、また、多忙な保護者や教師に幅広い高校情報提供のためのプラットホームをつくる。
 母子家庭や就学援助を受けている家庭など、課題を抱えた中学生や保護者は、成績が悪いことで勉強に対するモチベーションが低い上、保護者は仕事などで忙しく、進路の検討に十分な時間をかけることができない。中学校の進路指導は学力的に「行けるところ」を教えてくれるに留まることが多く、普通科受験以外の情報量が少なく広い選択肢が示せない。それは貧困層だけでなく「普通」の家庭の子供も適した進路につながらない状況は同じである。また、将来の夢は農家、酪農家という子供もおり、府外の高校も視野に入れる必要性も感じている。
 高校情報のプラットホームを作ることで、情報不足による進学への不安が解消され、適材適所の高校を見つける手助けとなり、高校生活や卒業後の未来を見据えることができる。前向きな進学は、中退の予防にも寄与すると思われる。
 先生、保護者、生徒の進路に対しての意識調査、高校情報の調査を行い、必要とされる情報のプラットホームをつくる。

実施報告書・概要 (Summary of Final Report)

大阪府は高校中退ワースト1である。経済的貧困などの社会背景も要因ではあると考えられるが、学習支援で関わる中学生を見ていると、中学生が主体的に進路を選べていないことも一つの要因であると考えられる。
高校情報のプラットホームを作ることで、情報不足による進学への不安が解消され、適材適所の高校を見つける手助けとなり、高校生活や卒業後の未来を見据えることができるのではないか、前向きな進学は中退の予防に寄与するのではないかとの仮説に向けて、本調査研究事業では、中学生が主体的に進路を選択するためにどのような情報が必要なのか、またどのような情報の提供方法が有効かの調査を行った。ヒアリングは大阪府かの専門学科の高校、定時制、通信制高校、府立高専の15校、成果物である「進路選びのヒント」の配布とアンケートは地域の中学校の協力を得た。
具体的な調査内容は、地域の中高生に進路選択についてのインタビュー、調査対象の高校等の校長先生等学校・在校生・卒業生からのヒアリング、ヒアリング内容をまとめた「進路選びのヒント」の発行、進路選択についてのアンケートを地域の中学校にて実施、地域学校協働活動、進路選択をテーマにしたフォーラム・ワークショップの実施を行った。
調査結果から、中学生が進路選択にあたって置かれている状況、情報が届かない原因、伝えるタイミングと伝える人の大切さ、高等教育の存在意義や重要性など仮説に向けて、様々な気づきがあり、これからの取組みに反映すべきデータが得られた。


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