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助成対象詳細(Details)

   

2017 2017 国内助成 [しらべる助成]      
助成番号
(Grant Number)
D17-LR-0043
題目
(Project Title)
農家・若者で作る農業の未来―農の伝統・文化を守る担い手育成の道を探る
代表者名
(Representative)
小石 俊一
代表者所属
(Organization)
NPO法人武尊根BASE
助成金額
(Grant Amount)
 1,000,000
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal)

片品村の主要産業である農業は、過去5年間で農業就業人口が25%減の345名に落ち込み、生産者の半数が65歳以上と高齢化の波に直面している。農業従事者の減少と同時に後継者不足の問題も壁となっている。全国的に見れば若者の農業者数は僅かに増加傾向である。地域の生産者は担い手不足に悩みつつも、伝統的農法や食文化を守りたいという想いを持つ。一方、農業を生業としたいが生産・経営に至る多額の資金負担等ハードルにより不安を抱える若者がおり、双方が抱える課題や要望を正確に捉えることで、双方の想いや不安のギャップの解消を図ることが可能であると考える。そこで本プロジェクトを通し地域の農家の現状・課題を調査、広く地域内外に周知する。また農業に関心のある若者へ就農イベントへの参加を通じて、村の農業の実情、情報を提供し同時に若者が抱く農業への想いやアイディアを調査する。調査結果を踏まえ、地域の農家と若者の両者をマッチング、研修から独立までの支援体制を築く。将来的に独立した農家が「農業+αの小商い」という新しい生業の形を実現できるよう、人的・技術的ネットワークを形成し武尊根BASEを拠点にサポートする。

実施報告書・概要 (Summary of Final Report)

片品村の主要産業である農業は、過去5年間で農業就業人口が25%減の345名に落ち込み、生産者の半数が65歳以上と高齢化の波に直面している。全体として「このような現状」とまとめることは容易いが、農家個々人を見渡した際、そこには一般論では片付けることのできない思いや手法もある。そこで本調査では、農業従事者の減少と同時に後継者不足の問題に向き合いながら、信念や伝統的技術を重んじ、農業の将来像を描く農家の現在の姿を、農業に興味のある人、ない人へも伝えることを目的に実施した。特に、農業に興味のある若い世代、就農希望者へ、当該地域で活躍する農家のイメージ、農業の実情を伝えるツールとなるよう調査を構成した。農業を生業としたいが生産・経営に至る多額の資金負担等により不安を抱える若者がいることは現実問題である。既存農家と就農希望の若者が抱える課題や要望を正確に捉えることで、双方の想いや不安を解消できる可能性がある。本調査はその一助となり得るだろう。本調査が、農業に関心のある若者、多くの農業関係者、はたまた農業には関心がなかったという人の元へ届き、人間味豊かな一人一人の農家の思いを知り、興味関心を抱いてくれることを願う。本調査結果を踏まえ、今後NPO法人武尊根BASEでは、地域の農家と若者の両者をマッチング、研修から独立までの農業支援体制の整備に向け動き出したい。将来的に独立した農家が「農業+αの小商い」という新しい生業の形を実現できるよう、人的・技術的ネットワークを村内外で形成しNPO法人武尊根BASEを拠点に既存農家、若者をサポートできる中間組織づくりを目指す。

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