助成対象詳細
Details
2018 国内助成 [そだてる助成]
「金ケ崎芸術大学校」の創設―現代の「羅須地人協会」を目指して
企画書・概要
Abstract of Project Proposal
岩手県胆沢郡金ケ崎町は、伊達藩の要害だった頃の町割が残っていることが評価され、2001年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された。金ケ崎の場合、生活の場であるという特性に鑑み、あえて観光地化しないという選択をとってきた。しかし、伝建地区選定から20年を目前に控え、城内地区の人口減少と高齢化が進行し、保存物件の空き家問題が顕在化しつつある。ちなみに、2018年9月現在、3軒が空き家の状態となっている。今回は、金ケ崎まちづくり研究会と東北芸術工科大学の協働事業として、保存物件の一つである旧菅原家侍住宅を「金ケ崎芸術大学校」として整備・公開する。その際、宮澤賢治が「生活の芸術化」に向けた実践を試みた「羅須地人協会」を現代の視点から解釈し、人々が集い、ともにつくりだす場を立ち上げる。また、金ケ崎町は1979年に「生涯教育の町」を宣言しているため、一連の取り組みを通じて新たな社会教育のあり方を提示する。
プロジェクト情報
Project
プログラム名(Program)
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2018 国内助成 [そだてる助成]
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助成番号(Grant Number)
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D18-L-0148
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題目(Project Title)
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「金ケ崎芸術大学校」の創設―現代の「羅須地人協会」を目指して
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代表者名(Representative)
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千葉 周秋
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代表者所属(Organization)
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金ケ崎まちづくり研究会・会員
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助成金額(Grant Amount)
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¥4,000,000
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リンク(Link)
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活動地域(Area)
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