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助成対象詳細

Details

2018 国内助成 [しらべる助成]     

過疎地域で賢く移動する ―日本初モビリティセンター設立への調査研究

企画書・概要

Abstract of Project Proposal

村の人口1,470人に対して、自動車登録台数が1,384台。村内の駅の利用者数は2駅合わせて1日19名程度。村内を走るバス路線は平成13年度に、村内のタクシー事業所は平成27年に廃止。公共交通が「ないから使えない」状態が続いている岡山県西粟倉村で、村内の移動をワンストップで対応し、村民が快適で安全かつ「かしこく」移動できるためのマネジメントをワンストップで行う日本初の組織『にしあわくらモビリティセンター』設立と村内外1日300人の移動に携わる事業を行うにあたり、事業仮説をたて検証するための調査事業を行う。 調査は世帯向けのアンケートや地区懇談会(ワークショップ)、既存交通の実態調査、観光客向けトライアル事業の評価などである。また、行政の広報施策との連動や、SNSによる情報発信等も積極的に行う。 村内の交通や移動に関する多岐にわたる諸課題(特に福祉や健康・脱炭素に向けた環境施策)や、国や企業の中長期のロードマップ等を念頭に、個々人が過度に自動車に頼っている状態を少しずつ変化させていき、多様性のある社会を目指したい。さらに、過疎地域における移動・交通分野での事業化の横展開を図りたい。

実施報告書・概要

Summary of Final Report

【プロジェクトの目的】
村の人口1,470人に対して、自動車登録台数が1,384台。村内の駅の利用者数は2駅合わせて1日19名程度。村内を走るバス路線は平成13年度に、村内のタクシー事業所は平成27年に廃止。公共交通が「ないから使えない」状態が続いている岡山県西粟倉村で、村内の移動をワンストップで対応し、村民が快適で安全かつ「かしこく」移動できるためのマネジメントをワンストップで行う日本初の組織『にしあわくらモビリティセンター』設立と村内外1日300人の移動に携わる事業を行うにあたり、事業仮説をたて検証するための調査事業を行う。

【実施内容と成果】
村民が快適で安全かつ「かしこく」移動できるためのマネジメントをワンストップで行う日本初の組織『にしあわくらモビリティセンター(仮)』の設立と本格的な運用を目指し、必要なサービスニーズの検討及びサービス実施のトライアルを行った。また、エリアを越えて課題を共有し、より良いサービスを将来的に横展開できることを念頭におき、「応援団」を得るための関係構築を行なった。
村内でワークショップを2度開催し、『モビリティセンター』が村にある未来の共有、アドバイザーや講師から各地の事例紹介を受けた。その上で現状の課題の抽出やあればいいサービスを掘り下げた。また、「高齢者」「出産後間もない子育て世帯」「移住者」の買い物や外出についての意見や要望について、日常の会話等から引き出した。その中で、単に移動支援サービスを提供するだけではなく、行きたくなる場所やそこでできることの提示とセットでサービスを提供することの必要性を見出した。そこで「需要創造型ツアー」としてトライアル買い物ツアーを10月に3日間実施した(計7名が参加)。
助成期間を通じて、同じ課題感を持つ村内外の方々と情報交換を進めることができ、プロジェクトを進めていくためには、仲間を得てコミュニティをつくっていくことが重要であると改めて感じた。今後は具体的な事業化に向けて村内外の事業者との関係構築をはかり、モビリティセンターを立ち上げ、『村民の“動くを楽しむ”をサポートする』取り組みを進める。

成果物

Projects Outputs

プロジェクト情報

Project

プログラム名(Program)
2018 国内助成 [しらべる助成]     
助成番号(Grant Number)
D18-LR-0059
題目(Project Title)
過疎地域で賢く移動する ―日本初モビリティセンター設立への調査研究
代表者名(Representative)
猪田 有弥  
代表者所属(Organization)
西粟倉ローカルライフラボ(地域おこし協力隊)研究生
助成金額(Grant Amount)
1,000,000
リンク(Link)
活動地域(Area)