2018 国際助成プログラム International Grant Program | |
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助成番号 (Grant Number) |
D18-N-0238 |
題目 (Project Title) |
メディア変革時代を生きるアジア3カ国の若者のネットワーク構築事業―社会課題の発見と解決の担い手育成に向けて
Building network among 3 Asian countries living in an era of media reform: Finding social issues and nurturing leaders for solutions |
代表者名 (Representative) |
三輪 開人 Kaito Miwa |
代表者所属 (Organization) |
特例認定特定非営利活動法人e-Education Specially Approved Nonprofit Organization e-Education |
助成金額 (Grant Amount) |
4,500,000 |
企画書・概要 (Abstract of Project Proposal) 若者のSNS依存は日本のみならずアジア全土で急激に進み、情報との付き合い方がアジア共通の課題となっている。一例として、2017年に発生したロヒンギャ難民問題においてはミャンマー・バングラデシュの2カ国で真偽不明の情報がSNS上で飛び交い、両国の若者がデモ活動を始めるなど啀み合う結果となった。
本プロジェクトではこうした課題に直面する日本、ミャンマー、バングラデシュにおいて、これまでe-Educationが教育支援してきた若者が相互交流の場を持つ事で、①情報の偏りを互いに分析・認識し、②自ら課題の現場に赴いて本質を見極め、③課題解決策を含めた情報発信ができる若手リーダーの育成を目指す。3カ国の若者が互いの国を訪問、社会課題の現場を視察・取材し、ワークショップを通じ経験や気づきを共有する等、交流の場を設ける。本交流を通じ、各国の深刻な社会課題に対し多様な視点を取り入れ、理解を深め、共に解決していくための情報発信・行動に繋げる。
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実施報告書・概要 (Summary of Final Report) 若者のSNS依存は日本のみならずアジア全土で急激に進み、情報との付き合い方がアジア共通の課題となっている。一例として、2017年に発生したロヒンギャ難民問題においてはミャンマー、バングラデシュの2カ国で真偽不明の情報がSNS上で飛び交い、両国の若者がデモ活動を始めるなど啀み合う結果となった。本プロジェクトではこうした課題に直面する日本、ミャンマー、バングラデシュ3ヵ国において、社会変革に関心を持つ若者が相互交流の場を持つ事で①情報の偏りを互いに分析・認識し②自ら課題の現場に赴いて本質を見極め③課題解決策を含めた情報発信ができる若手リーダーの育成を目指すべく始動した。まだ1期プログラムが終了したばかりだが、メンバーが「事実認識」の違いに気づき、互いに歩み寄り、そして「協働」へ歩みを進めたことは、とても大きな変化である。国境を越えて、フィールドを超えて、より大きな連携が社会の課題解決を担っていくために。更なるプログラムの発展に取り組む、足掛かりを築くことが出来た。
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